1997年に全面改修し、現在の400mバンクになった四日市競輪場。
みなし直線が幅広で長い特徴があり、決まり手に偏りがある競輪場です。
四日市競輪場でもっとも多い決まり手は、ゴール前の直線で追い抜く「差し」。
みなし直線が広く長いことで、コーナーで高く膨らんだ勢いそのままにゴールまで走れるため、後方から仕掛ける追い込み脚質の選手が有利になります。
四日市競輪場は、レース展開や決まり手が過去のデータ通りになる場合が多く、特性をきちんと把握すれば初心者の方でも的中させやすい競輪場です。
このページでは、四日市競輪場の特徴と「差し」が多い理由をより詳しく解説していきます。
四日市競輪場のレースで勝ちたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
追い込み脚質の選手に有利!四日市競輪場の特徴
四日市競輪場の特徴は、みなし直線が幅広で長く、追い込み脚質に有利なところ。
四日市競輪場は、400mバンクの中でも特にみなし直線が長く、62.4mあります。
他の400mバンクよりも、5m程度長くなっているんです。
また、みなし直線の幅は13.3mと、こちらも一般的な400mバンクより3m以上広いです。
後方の選手がカントで膨らみ、そのままみなし直線に突っ込みやすい作りになっています。
みなし直線は幅広で長い方が、後方から仕掛ける選手に有利。
みなし直線の幅が広ければ、カントから外側へ膨らんで降りてくる選手が内側へ戻らず、勢いそのままに走れるメリットがあります。
直線は長いほど勢いが増すためスピードの差は大きくなり、後方の選手がゴール前で一気に前に出るレースが多いんです。
さらに、四日市競輪場は、ゴールの反対側の直線であるバックストレッチ側が海に面しているため風が強く、季節によって風向きが変わるところも特徴のひとつ。
夏はバックストレッチで追い風ですが、冬になると向かい風になることが多いため、先行の選手は風をもろに受けます。
そのため、最終3・4コーナーでは、後方で足を貯めていた選手により有利な状況が生まれるんです。
このように、みなし直線の形や、環境によって勝ちやすい脚質が変わります。
四日市競輪場では、バンクの特性上、追い込み脚質の選手が非常に有利で、勝つ割合も多いです。
次でどのくらい勝っているのか、過去のデータを確認していきましょう。
勝率82%!差しや捲りが決まりやすい
過去のレース結果から決まり手を見てみると、1着は「差し」が44%、次に「捲り」が38%と8割以上のレースで追い込み脚質の選手が勝っています。
バンクの特性が結果に直接反映される、後方から仕掛ける選手向きの競輪場ということが分かりますね。
2着の決まり手は、「マーク」が34%ともっとも多く、次いで33%の「差し」が続きます。
マークとは、たとえばラインで番手に付けた選手が、目標とした選手を追走したまま追い抜けず、2着でゴールした時の決まり手。
四日市競輪場は、ラスト1周バックストレッチからの仕掛けが頻繁に見られるバンクで、番手に位置して最終コーナーやみなし直線で勝負する戦法が多いことが、2着の決まり手が過半数を占める理由です。
1着2着に「逃げ」が入ることがないわけではありませんが、全体的にみると圧倒的に追い込み脚質が有利で、データ上、先行逃げ切りは決まりにくいと言えるでしょう。
予想の際は、過去のレースにおける決まり手から、「差し」や「捲り」の割合が多い選手をピックアップし、先行しそうなラインの番手にその選手がいれば予想の軸にするのがベスト。
四日市競輪場では、バンクの特性と選手の脚質に注目することで的中率が上がりますよ。
四日市競輪場で勝ちたい!負けた分を取り返したい!そんなあなたへ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
四日市競輪場の特徴について、お伝えしました。
四日市競輪場は、みなし直線に他とは異なる大きな特徴を持ち、追い込み脚質の選手に有利に働くバンクとなっています。
ラインに注目し、追い込みが得意な番手の選手を軸に予想すれば、勝てる可能性が上がりますよ。
四日市競輪場のレースを予想する方、勝ちたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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