中野浩一が選手時代にホームバンクとしていたことで有名な、久留米競輪場。
3月にはG3「国際自転車トラック競技支援競輪」が開催されることもあり、バンクの特徴を把握して予想に活かしたい方も多いのではないでしょうか。
久留米競輪場は、クセのない平均的な400mバンク。
そのため、400mバンクの決まり手に多い「捲り」「差し」が頻出します。
ただ久留米競輪場は他の400mバンクに比べ、「逃げ」が出やすいので先行する自力選手を切り捨ててしまうのはもったいないです。
久留米競輪場は軽めの走路が特徴で、スピードのある選手に有利。
ラインの先頭を走る選手がそのままゴールするケースも多く、「逃げ」が20%と他のコースに比べ勝率が高いです。
「逃げ」はS級戦でもまま見られるため、穴車を狙うのにもってこいの競輪場ですよ。
このページでは、久留米競輪場の特徴と「逃げ」出やすい理由を詳しくお伝えします。
最後には穴車狙いに特化した競輪予想サイトもご紹介しますので、久留米競輪場で勝ちたい方はぜひ最後までお付き合いください。
久留米競輪場の特徴!逃げが出やすいのはみなし直線の短さ
久留米競輪場のカントは31°28’37”と、400mバンクの平均よりも緩いです。
カントは緩ければ緩いほど、後ろから仕掛ける選手がコーナーで膨らんでも脚を貯めて走れます。
緩いカントの久留米競輪場は、コーナーで捲りやすいため追い込み脚質の選手による「捲り」や「差し」の勝率が高いです。
ただ、みなし直線は50.7mと400mバンクの平均56.3mより約6m短め。
みなし直線は短いほどコーナーからゴールまでの距離が短いので、前を走る選手が逃げ切りやすくなります。
久留米競輪場は直線が短いことで、「逃げ」が出るようになっているんです。
また久留米競輪場は軽めの走路といった特徴があり、スピード重視の展開になることもしばしば。
2003年に走路を改修したバンクはガタが少なく、各ライン・選手が直線で非常に伸びます。
そのため、自ら勝負できる脚とスピードを併せもつ逃げ脚質の選手がラインの先頭のままゴールするケースも多いんです。
低めのカントと軽いバンクがあることで、他の競輪場より「逃げ」が出やすくなっているんですね。
ではどのくらい「逃げ」が出ているのか、20年分のデータを参考に見ていきましょう。
勝率20%!自力脚質による「逃げ」が出やすい
1着の決まり手を見てみると「差し」が44%、「捲り」36%と8割のレースで追い込み脚質の選手が勝っています。
クセがなくみなし直線が長い400mバンクなので、ゴール前で差し切れるラインの番手3番手が強く有利です。
ただ、「逃げ」も20%と要注目の勝率になっています。
一般的な400mバンクはみなし直線が長ことで「逃げ」が決まりにくく、18%前後の勝率になるところがほとんど。
ですが久留米競輪場は、短い直線とスピードが求められるバンクなのでラインの先頭がそのままゴールすることが多々あります。
そのため400mバンクでありながら十分1着の見込みがあるとされる20%もの「逃げ」が決まっており、他の競輪場に比べ自力脚質が勝ちやすいんです。
実際に3月開催の「国際自転車トラック競技支援競輪」と同クラスのG3戦では、2012年「被災地支援中野カップ」の決勝において武田豊樹選手が逃げ切って優勝。
グランプリ戦でも自力選手による「逃げ」が決まっていて、先行選手でも勝てることが分かりますね。
ご紹介した久留米競輪場の特徴から、穴を狙う場合は「逃げ」での決まり手の割合と「B(バック回数)」「H(ホーム回数)」に注目することが必要です。
さらに「逃げ脚質」であるかを出走表から確認することで、スピードと自力のある選手を見つけることができます。
久留米競輪場では、常に前に出る自力型の先行選手を探すことで的中率が上がりますよ。
久留米競輪場で勝ち続けるために
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
久留米競輪場の特徴と、「逃げ」が出やすい理由をお伝えしました。
久留米競輪場は400mバンクにしては低いカントと、軽めの走路が特徴です。
そのため「逃げ」が出やすく、高い勝率になっています。
予想の際は、逃げ脚質でホーム回数とバック回数の多い選手を選ぶのが重要です。
G3戦はグランプリレースの中でも選手の能力差が顕著なので、自力脚質による「逃げ」が十分期待できます。
大穴を狙う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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