1950年500mバンクとして開設され、2005年に400mバンクとして生まれ変わった松山競輪場。
毎年3月にはG3「金亀杯争覇戦」が開催されることもあり、バンクの特徴をおさえて予想に活かしたい方も多いのではないでしょうか。
松山競輪場は、クセのない典型的な400mバンク。
そのため、400mバンクの主な決まり手である「差し」「捲り」が出やすくなっています。
ただ松山競輪場は他の400mバンクに比べ「逃げ」がまま決まるため、レースを引っ張る自力選手も忘れてはいけない存在。
松山競輪場はみなし直線が長くカントもきついことで、選手のスピードが落ちにくく高速なレース展開になることが多いです。
そのため前を走る自力選手が残りやすく平均18%の「逃げ」が20%と高い勝率になっており、穴車を狙うのにオススメの競輪場ですよ。
このページでは、松山競輪場の特徴と「逃げ」が出やすい理由を詳しくお伝えします。
最後には穴狙いにもってこいの競輪予想サイトもご紹介していますので、松山競輪場で勝ちたい方はぜひ参考にしてくださいね。
松山競輪場の特徴!自力選手の勝率が平均よりも高い理由とは?
松山競輪場はみなし直線が58.6mと、400mバンクの平均56.3mより2mほど長いです。
みなし直線は長いほど後方から仕掛ける選手が先行をとらえる距離が生まれるため、番手が差しやすくなります。
松山競輪場はみなし直線が長いことで、追い込み脚質の勝率が高いです。
ただ、カントは34°1’48”と400mバンクでは2番目にきつい急角度。
カントがきついことで、先行する選手は最短距離のインコースを走れます。
きついカントがある松山競輪場は、コーナーで捲られにくく自力選手が先頭で逃げ切るのに有利。
そのため、他の400mバンクに比べ「逃げ」が出やすいです。
また松山競輪場は、展開の早いレースが多いため高速バンクとしても有名。
カントがきつい松山競輪場は勢いをつけてカーブを下れるため、各ラインがスピードを維持したまま直線に入るケースが多いです。
さらに”瀬戸風バンク”と形容される松山競輪場は、バックスタンド側に建物と透明板がないため風の影響で更に速度が増加します。
高速な展開になりやすいバンクなので、先行ラインがそのままゴールすることも珍しくありません。
風の影響を受ける高速バンクであることも、「逃げ」が出やすい要因です。
ではどの程度「逃げ」が出ているのか、20年分のデータから見ていきましょう。
勝率20%!自力脚質選手の「逃げ」で大穴が狙える
1着の決まり手を見てみると「差し」が44%、「捲り」36%と追い込み脚質の選手が勝率の大半を占めています。
松山競輪場はクセのない400mバンクなので、後方から仕掛ける選手に有利で勝率が高いです。
ただ、「逃げ」も20%と見逃せない勝率になっています。
一般的な400mバンクは主に18%程度なのに対し、松山競輪場は勝率20%と「逃げ」でも勝負できるバンクなんです。
実際にG3「金亀杯争覇戦」では、
- 2007年 北津留翼
- 2009年 小嶋敬二
と直近20年中2レースで自力選手による「逃げ」が決まっており、重賞レースでも出ていることが分かりますね。
これまでのデータから、穴を的中させたい場合は脚質が「逃げ」か「両」の持久力と地脚を兼ね備えた選手が先頭のラインを見つけることが重要になります。
出走表では「B(バック回数)」と「H(ホーム回数)」に注目し、もっとも回数の多いラインの先頭を軸にすると的中率が上がります。
松山競輪場では逃げ脚質で、かつ全ての周回をトップで走れる選手を見つけることが大穴を狙うためには必要ですよ。
松山競輪場で絶対に負けられないあなたへ
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
松山競輪場の特徴と、「逃げ」が出やすい理由をお伝えしました。
松山競輪場はみなし直線が長く、カントがきついことから高速な展開が頻出します。
さらに風も影響するため、「逃げ」の割合が他の400mバンクに比べ高いです。
予想の際は、逃げ脚質で常に前に出る選手が先頭のラインを見つけることが大切です。
実力に差があるG3戦は特に大穴が狙いやすいレースなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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